BN体操普及協会

動作不足が老化の引き金

私たちは、運動不足ということを、よく気にします。  運動量が少なくなっているのに、若い時と同じような食生活を続けることで、メタボになるといわれます。

動作不足というのは、聞いたことがありますか?  動作不足になると何が起こるでしょうか。 関節や、筋肉の動きが悪くなります。 からだの動きがサビついてくるのです。

動作の種類、動作の量が足りないということは、体のなかに、必要なだけ動かしていない部分があるということです。 日常的に動きの足りていない部分は、次第に動きが悪くなってきます。  そのうち、動かそうとしても動かなくなってきたりします(典型的なのは、歩く時の足首の屈伸動作の不足です)。 足りない動きがあると、その周辺の血行が滞り、全身の体調が悪くなったりします。  これが、からだの老化につながるのです。 つまりからだの老化は、動作不足が引き金になっているのです。 

動作不足を解消するためには、これまでの日常生活の延長上で運動量を増やすだけではだめです。日常生活で充足された運動量と言うのは、動作の種類に偏りがあります。  意外と似たような動作だけを繰り返すということが多いのです。 つまり、たとえ運動不足は解消できても、必要な動作の種類、動作の量は不足してしまうのです。

毎日、決めた時間、散歩する。 これで運動量は足りるかも知れません。 しかし動作の老化(ひねり動作が少なくなっている、腹筋をゆるめたまま歩くなど)が進んだ、偏った歩き方で、無理に歩き続けると、却って、ひざや腰を痛めることになってしまいます。

エアロビクス、太極拳などでは、ほぼ全身を動かすことになるので、必要なだけの動作の種類と量を確保できる可能性は高いでしょう。 しかし、全身を同時に複雑に動かすような体操では、熟練度が低いと、全身を動かしているつもりでも、動作の癖で、どうしても動きの悪い部分ができてしまいます。 よく使う部分と少ししか使わない部分、まったく使わない部分というようなむらが生じやすいのです。

BN体操というのは、いすに座ったまま、順番に全身各部を動かすことで誰にでも出来てしまうのです。  器具を使わず、大きな負荷をかけない、シンプルなドリルの積み重ねで構成されています。 足腰が不安な方でも安心してご利用いただけます。  シンプルなドリルの積み重ねで、必要なだけ、日常的に不足している動作の種類、量を補うことが出来ます。 足が元気になり、体にしなやかさが生まれ、若々しい歩き方になります。

動作が若返ることで、血流、免疫系、神経系すべてが若返り、体調全般が若返ってきます。動作の持久力も若返ってきます。 日常生活で疲れにくいということです。 体の全てで若返り効果が現れてきます。  毎年すこしずつ体の動きが小さくなって徐々に老化現象があらわれるのとちょうど逆の流れです。

BN体操の最大の特徴は、誰にでも簡単にできるが、意外なほど、とても効果が大きいということです。 体操教室が終わった直後に、歩くのが楽になった、体がすっきりと感じる、痛いところが治った等と言っていただくことがよくあります。   継続していただくと、知らない間に、体力がついて、日常生活での疲れが少なくなってきます。また、体調全般が改善してきます。

はじめての体験でも、大勢の方たちに、帰り道で、足がとても軽い、しっかり歩ける、からだがなにかすっきりする、腰が痛かったのが少し楽になったなどと感じていただいています。

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